1972年2月11日に公開された映画『ダーティハリー』。
この記事では、映画『ダーティハリー』のあらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ダーティハリー』の予告編
ハリー刑事が無残な行為を行っていく犯人を追い詰めていくストーリーです。
彼は捜査の手段を選ばない刑事で、時々トラブルを起こしますが持ち前の正義感から犯人を逮捕していきます。
いろいろなアクションが積み込まれた作品で、たびたび続編が制作されている人気シリーズです。
直情的で信念を通そうとすると主人公の姿が描かれています。
映画『ダーティハリー』のあらすじ
ビルの屋上から無差別に人を狙う事件が起こります。
ハリーはこの事件を担当することになり、市民の命と引き換えに金を払えというメモを見つけました。
ビルの屋上で犯人を見付けますが逃がしてしまいます。
犯人は少女を誘拐し、彼はお金の受け渡し場所に行きました。
犯人は彼に襲い掛かろうとしますが、同僚が駆けつけて彼の命は助かります。
犯人はいったん捕まりますが証拠がないことにより釈放され、彼は犯人を尾行するようになりました。
彼は犯人を逮捕することができるのか、ラストまで展開が気になります。
映画『ダーティハリー』の解説
ハリーはアウトロー的なキャラクターで、信念を貫徹する姿に当時多くの男性が憧れました。
クリント・イーストウッドのヒット作で、ダーティな魅力が溢れている作品です。
この作品で彼はスターになり、以後数々のヒット作品に登場することになりました。
当時のアメリカ社会が描かれており、他人によって人生が終わる人々の悲しさが描かれている作品です。
犯人に向かって果敢に立ち向かうシーンは有名で、ハリーのキャラクターはいろいろな創作物でモチーフにされています。
その後の警察ものに影響を与える作品になっており、ハードボイルドものの代表的な作品です。
映画『ダーティハリー』のみどころ
刑事としてはお手本ではないハリーですが、上司にこびずに自身の正義を貫こうとする姿がクールです。
仲間からは信頼されており、正義のために手段を選ばないキャラクターになります。
少し節度を越えた行動を起こすことがありますが、犯人逮捕に全力集中する姿には感動するでしょう。
やりすぎなのではと思うこともありますが魅力にもなっています。
さまざまなメッセージが含まれた問題作でもあり、アメリカの銃社会を考えさせられるでしょう。
権力に屈しないという一匹オオカミ的な魅力があり、他者と群れない姿は力強くすがすがしいです。
映画『ダーティハリー』の感想
ハリー刑事という名前が世界中に浸透した作品で、クセのある人物が正義のためにいろいろな活躍を行います。
シニカルで憎まれ口をたたく彼に魅力を感じることがでしょう。
彼の鬼気迫る演技を堪能することができます。
映画『ダーティハリー』の登場人物・キャスト
映画『ダーティハリー』のキャストをご紹介します。
- ハリー・キャラハン刑事:クリント・イーストウッド
- アル・ブレスラー警部補:ハリー・ガーディノ
- さそり:アンディ・ロビンソン
映画『ダーティハリー』のスタッフ
映画『ダーティハリー』の作成スタッフをご紹介します。
- 監督:ドン・シーゲル
- 脚本:ハリー・ジュリアン・フィンク、R・M・フィンク、ディーン・リーズナー
- 音楽:ラロ・シフリン