1999年9月4日に公開された映画『ノッティングヒルの恋人』。
この記事では、映画『ノッティングヒルの恋人』のあらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ノッティングヒルの恋人』の予告編
バツイチの冴えない書店主ウィリアムは、ロンドンの一角で平凡な毎日を過ごしていました。
そんなある日、ハリウッドのスター女優アナ・スコットに衝突し、手にしていた飲み物をかけてしまいます。
その出来事をきっかけに、2人は互いに惹かれ合っていきます。
ただ、住む世界があまりにも違う2人。
2人の恋の先には、さまざまな障害が待ち受けていました。
映画『ノッティングヒルの恋人』のあらすじ
バツイチの冴えない男ウィリアムは、ロンドンの一角で旅行書専門の本屋を営んでいました。経営が好調とも言えない中、どこかで見たことがある女性がある日店に現れます。
なんと、その正体は誰もが知るハリウッドのスター女優アナ・スコットでした。
本を買いそのまま立ち去ったアナでしたが、そのすぐ後に飲み物を買いに出たウィリアムは、街角で衝突する形でアナと再会を果たします。
しかも、アナの服をジュースで汚してしまったウィリアム。うろたえ、自分のアパートで服を着替えてもらうことに。
そんな不器用ながら誠実なウィリアムの態度に惹かれたアナは、「連絡をください」とメッセージを残します。
住む世界が違いすぎる2人に待ち受ける運命とは?!
映画『ノッティングヒルの恋人』の解説
「ノッティングヒルの恋人」は、1999年5月に米国や英国で、同年9月には日本で公開され、世界で約3億6,400万ドルの興行成績を記録した90年代で最も愛されたロマンティック・コメディの一本と言えるイギリスの名作映画です。
なお、本作の物語が繰り広げられるロンドンの外れに位置するノッティング・ヒルは、脚本を担当したリチャード・カーティス自身が暮らしていた街でもあります。
「貧しい者から金持ちまで様々な人間が住んでいる。あらゆる人種が共存する様子を描くには最適の街だ」から、この街を本作の舞台に選んだというエピソードを残しています。
映画『ノッティングヒルの恋人』のみどころ
映画「ノッティングヒルの恋人」で描かれるのは、冴えない本屋とハリウッド女優の甘酸っぱい恋物語です。
そのため、この2人が繰り広げる不器用な恋模様こそが本作の最大の見どころであることは間違いありません。
でも、本作の魅力はそれだけではありません。
本作には、主人公である冴えない書店主ウィリアムの魅力的な友人が多数登場します。
ユーモアセンス抜群で、ウィリアムに似て少し変だけど、みんな心根の優しい友人ばかり。
そのため、観ていて思わずくすっとしてしまう、優しい気持ちになれるイギリスらしいユーモアが溢れています。
映画『ノッティングヒルの恋人』の感想
今なお世界的な人気を誇っている映画「ノッティングヒルの恋人」。
身分違いの2人の間で繰り広げられる不器用な恋愛模様に、誰もがドキドキしてしまいます。
日常を忘れてロマチックな気分に浸りたい。
そんな時にぴったりな作品です。
映画『ノッティングヒルの恋人』の登場人物・キャスト
映画『ノッティングヒルの恋人』のキャストをご紹介します。
- アナ・スコット:ジュリア・ロバーツ
- ウィリアム・タッカー:ヒュー・グラント
- スパイク:リス・エヴァンス
- ベラ:ジーナ・マッキー
- マックス:ティム・マッキンリー
- ハニー:エマ・チャンバーズ
映画『ノッティングヒルの恋人』のスタッフ
映画『ノッティングヒルの恋人』の作成スタッフをご紹介します。
- 監督:ロジャー・ミッシェル
- 脚本:リチャード・カーティス
- 製作:ダンカン・ケンワーシー(英語版)
- 製作総指揮:リチャード・カーティス、ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー
- 音楽:トレヴァー・ジョーンズ
- 撮影:マイケル・コールター
- 編集:ニック・ムーア(英語版)