映画『ウエストワールド』のあらすじとレビュー|主人公たちが暴走したロボットから命がけで逃げる様子を描いた作品

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巨大遊園地には、ロボットによる夢の世界が実現されており、ピーターは友人を連れて遊びにやって来ます。

しかし、ロボットたちの様子がおかしく、ロボットのガンマン406号が、ピーター達の命を奪おうと、しつこく追いかけ、話が続きます。

1973年11月21日に公開された映画『ウエストワールド』は、120万ドルの制作費に対して、1000万ドルの興行収入を挙げるという大ヒットを記録しました。

この作品のみどころや感想など、感じたことをご紹介します。

映画『ウエストワールド』の予告編

<ウエストワールド・予告編>

砂漠の真ん中にある巨大遊園地デロスには、ロボットによる夢の世界が実現されていました。

デロスの常連だった弁護士のピーターは、友人を連れて遊びにやって来ます。

いつもどおり自由なプレイを楽しんでいたピーターですが、ロボットたちの様子がおかしくなっていきます。

そして、ロボットのガンマン406号が、ピーター達の命を奪おうと、しつこく追いかけて来ます。

映画『ウエストワールド』の解説

「ウエストワールド」は、1973年に公開されたアメリカ映画です。

小説家であったマイケル・クライトンが、初めて監督を務めた作品です。

そして、120万ドルの制作費に対して、1000万ドルの興行収入を挙げるという大ヒットを記録しました。

その結果、1976年には、続編である「未来世界」が作られています。

また、マイケル・クライトンは、世界的に有名な「ジュラシック・パーク」シリーズの脚本を担当しています。

その構想は「ウエストワールド」の話が、元になっています。

最新技術を用いて作られたテーマパークで、事件が発生するという部分が反映されています。

映画『ウエストワールド』のあらすじ

砂漠の真ん中にあるデロスというテーマパークには、西部時代のアメリカと中世ヨーロッパ、古代ローマという3つの世界が作られていました。

その世界で暮らすのは、人間そっくりに作られたロボットです。

訪れた人は、作られた夢の世界で、好き放題をすることができます。

弁護士であるピーターは、友人であるジョンを連れ、デロスの西部劇に似せた世界で遊んでいました。

しかし、ロボットのガラガラヘビに噛まれるという事件をきっかけに、状況はおかしくなっていきます。

西部劇型のロボットのガンマン406号は、何度倒してもピーター達の前に表れます。

ガンマン406号は、命を奪うためにピーターに襲い掛かるというストーリーです。

映画『ウエストワールド』のみどころ

「ウエストワールド」は、ロボットに追いかけられるスリリングな展開が見どころです。

主人公たちが、暴走したロボットから命がけで逃げる様子を、手に汗握りながら楽しめます。

そして、ロボット役のユル・ブリンナーの演技力にも注目です。

人間らしい動きをするロボットから、マシンへと変化する演技は、とても高い評価を獲得しています。

さながら「ターミネーター」を思わせる展開で、人間とロボットの追走劇が好きだという人はきっと楽しめるはずです。

また、ロボットの反乱というストーリーが、1973年の時点で作られたという背景を考えながら視聴するのも良いでしょう。

映画『ウエストワールド』の感想

「ウエストワールド」は、公開当時としては、とても斬新であったロボットによる反乱を題材にした作品です。

そして、後の映画作品に大きな影響を与えたと考えられています。

そのため、数々の映画のルーツを探るために、視聴してみると良いでしょう。

もちろん、単体の映画としても十分楽しむことができます。

映画『ウエストワールド』の登場人物・キャスト

ウエストワールドの登場人物・キャストをご紹介します。

銃の男:ユル・ブリンナー
ガンマン406号:ユル・ブリンナー
ガンスリンガー:ユル・ブリンナー
ピーター・マーティン:リチャード・ベンジャミン
ジョン・ブレイン:ジェームズ・ブローリン
中世の騎士:ノーマン・バートールド
主任管理者:アラン・オッペンハイマー
中世の女王:ヴィクトリア・ショウ
技術者:スティーヴ・フランケン
バンカー:ディック・ヴァン・パタン
アーレット:リンダ・ゲイ・スコット
ミス・キャリー:メイジェル・バレット
ダフネ:アン・ランドール

映画『ウエストワールド』のスタッフ

ウエストワールドのスタッフをご紹介します。

監督:マイケル・クライトン
脚本:マイケル・クライトン
製作:ポール・N・ラザラス3世
音楽:フレッド・カーリン
撮影:ジーン・ポリト
編集:デヴィッド・ブレサートン