映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』のあらすじとレビュー|世界でも有名な図書館の舞台裏が見られる作品

洋画

ニューヨーク公共図書館を利用する人と、ここで働く人にスポットを当てたドキュメンタリー作品となっています。

2019年5月18日に公開された映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』は、第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、また2017年クリティクス・チョイス・アワードドキュメンタリー部門監督賞にノミネートされ、第18回バンクーバー映画批評家協会賞ドキュメンタリー賞にノミネートされています。

この作品のみどころや感想など、感じたことをご紹介します。

映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』の予告編

<ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス・予告編>

この作品は、世界で最も有名な図書館の一つ「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」の舞台裏を見られる作品となっています。

なぜ、このニューヨーク公共図書館が世界で有名になっているのかという、理由を見せてくれます。

ここで働く人々や、ここを利用する人の目線から、解説をしてくれているドキュメンタリー映画になっています。

映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』の解説

2017年9月4日に、フランスで上映され、アメリカでは2017年9月13日、日本では2019年5月18日に公開されたドキュメンタリー映画です。

上映時間は205分という長さになっています。

第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映されました。

2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭正式出品、2017年クリティクス・チョイス・アワードドキュメンタリー部門監督賞、第18回バンクーバー映画批評家協会賞ドキュメンタリー賞などにノミネートされています。

日本では、2017年10月に山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された後、一般公開されました。

映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』のあらすじ

エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館を利用する人や、この図書館で働く人々にスポットを当てて作られたドキュメンタリー映画です。

ドキュメンタリー映画のため、ストーリーはなく、エクス・リブリスで日々どんなことが行われているのかをいろいろな場面が映し出され、見ることができます。

中心となる人物は登場せず、あえて言うのであれば主役は「エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館」それ自体です。

この図書館は、92の分館があり、利用する人のニーズに合わせてサービスを提供してくれます。

この作品では、図書館を利用する様々な人にスポットを当てています。

映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』のみどころ

この図書館は、地域の人々から愛される図書館名だけではなく、19世紀初頭のボザール様式の建物である本館の、見栄えのすごさから観光客の観光スポットにもなっています。

世界で有名なニューヨーク公共図書館が、どのようにして機能しているのかを見ることができます。

ここで働く司書の方たちや、ボランティアの方の姿、観光客が入ることができない、スタッフオンリーの部分を映像で見ることができるのが、とても貴重な経験ができる見どころとなっています。

物語があるわけではありませんが、ワイズマンが監督・録音・編集・製作を手掛け、とても見ごたえのある作品となっています。

映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』の感想

ドキュメンタリー作品であり、作り上げられた物語ではなく、多くの人が日々利用する図書館なのですが、そのすごさに圧倒させられます。

図書館とは、本を借りる場所としてだけではなく、人々の交流の場としても重要な役割を果たしているんだということがわかりました。

映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』の登場人物・キャスト

ニューヨーク公共図書館 エクスリブリスの登場人物・キャストをご紹介します。

リチャード・ドーキンス
エルヴィス・コステロ
パティ・スミス
(ドキュメンタリー映画のため、役名はありません。)

映画『ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス』のスタッフ

ニューヨーク公共図書館 エクスリブリスのスタッフをご紹介します。

監督:フレデリック・ワイズマン
撮影:ジョン・デイヴィー