2011年1月15日に公開された映画『ソーシャル・ネットワーク』。
この記事では、映画『ソーシャル・ネットワーク』のあらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ソーシャル・ネットワーク』の予告編
世界最大のソーシャルネットワークを作った創立者の姿が描かれています。
批評家や観客からも絶賛された作品で、成功をおさめるもののいろいろなもめごとに巻き込まれていく姿を映し出した作品です。
おなじみのSNSがどうやって誕生したのか、興味をかきたてられます。
実在している天才の人生を表しており、成功したものの友人たちを失っていく姿を垣間見るでしょう。
映画『ソーシャル・ネットワーク』のあらすじ
大学生のマークは恋人と口論になりふられてしまいます。
おもしろくない彼はブログに恋人について悪口を書いたり、ハッキングして女子の顔に関する格付けサイトを作りました。
サイトの人気のせいで大学のサーバーがダウンしてしまい、彼は女子から嫌われるようになります。
彼は友人と一緒に新しいサイトを制作するようになり、たくさんの人が利用することになりました。
サイトはどんどん成長していくのですが、マークと友人の関係はぎくしゃくしていき、やがて修復できない亀裂が入るようになります。
何億人という利用者からの信頼を得ることができましたが、苦労を共にした身近な人との関係がどうなるのか興味深いです。
映画『ソーシャル・ネットワーク』の解説
出演者はオーディションで選ばれており、冒頭のシーンはたくさんのテイクが撮影されました。
映画を製作する際実際のマーク氏に取材を申し込みましたが、断られました。
彼は出来上がった作品をスタッフと共に観賞し、衣装について評価しました。
SNSの名前の由来を知ることができ、数年で巨大サイトを創設した歴史を把握することができるでしょう。
実際SNSを使っている人にとっては興味深いストーリーで、観賞していてわくわくが止まらない人もいるかもしれません。
スピード感が良く思わず見入ってしまう展開になっていて、コンピュータの天才の人生を見ることができます。
映画『ソーシャル・ネットワーク』のみどころ
まさか恋人にふられたことが原因でサイトを作ったとは思いませんでした。
持って生まれた才能や周囲の協力によって、富と名誉を得ることができるのですが、その引き換えに友人を失うことになるという少し悲しい作品です。
天才の考えることを理解することはできませんが、もう少し周囲の人に配慮していればもっと違った流れになっていたかもしれません。
友人の方が常識があってまともな行動をする人だったので、友人のアドバイスに従っていた方が良かったのでしょう。
人生においてすべてを得ることができないということを実感させられる作品です。
映画『ソーシャル・ネットワーク』の感想
合理的だったり主観的な考え方も限度を超えると、周囲から人が去っていきトラブルが起こってくるということを学ばせてくれる作品です。
利益を追求することも大事ですが、人を大切にするということも教えてくれる内容になっています。
映画『ソーシャル・ネットワーク』の登場人物・キャスト
映画『ソーシャル・ネットワーク』のキャストをご紹介します。
- マーク・ザッカーバーグ:ジェシー・アイゼンバーグ
- エリカ・オルブライト:ルーニー・マーラ
- エドゥアルド・サベリン:アンドリュー・ガーフィールド
- ショーン・パーカー:ジャスティン・ティンバーレイク
- ウィンクルボス兄弟:アーミー・ハマー、ジョシュ・ペンス
映画『ソーシャル・ネットワーク』のスタッフ
映画『ソーシャル・ネットワーク』の作成スタッフをご紹介します。
- 監督:デヴィッド・フィンチャー
- 脚本:アーロン・ソーキン
- 原作:ベン・メズリック「facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男」
- 音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
- 撮影:ジェフ・クローネンウェス