映画『ダークナイト』のあらすじとレビュー|ダークな雰囲気で定番のヒーローものというより人の心の闇を色濃く映した作品

洋画

2008年8月2日に公開された映画『ダークナイト』。
この記事では、映画『ダークナイト』のあらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ダークナイト』の予告編

アメリカのコミックを実写化した作品で、たくさんのアカデミーアワードにノミネートされました。

バットマンをモチーフにした作品は多いですが、この作品は一貫してダークな雰囲気です。

定番のヒーローものというより、人の心の闇を色濃く映した作品になっています。

興業的にも成功した作品で、関係者や観客から当時絶賛されました。

映画『ダークナイト』のあらすじ

バットマンの前に強敵が現れることになります。

ジョーカーは彼に本当の正体を世間に教えるよう脅迫を行ないました。

彼の身近な人も狙われるようになり、友人の地方検事が行方不明になります。

彼は地方検事を救出することができましたが、顔半分にやけどをおってしまいました。

地方検事は片思いの女性を失ってしまったことで、自分を抑えることができずに暴走します。

彼はジョーカーを追い詰めることに成功し、警察に引きわたされることになりました。

そのころ地方検事は失った女性のために、警察関係者に復讐しようとしています。

バットマンは彼を止めようとしますが、果たして間に合うのか目が離せません。

映画『ダークナイト』の解説

アメリカン・コミックを原作にした人気作品で、映画はもちろんテレビドラマにもなっています。

アニメ化されたこともあるおなじみのヒーローです。

タイトルのように全体的に暗い雰囲気があり、ダークな世界観を体験することができます。

ヒース・レジャーは公開する前に他界しており、彼の怪演が話題になった作品です。

たくさんの批評家から絶賛されており、日本でも大ヒットした作品になります。

3部作になっていますが一貫した世界観があり、おなじみの悪役たちも登場するので楽しみです。

この作品ではトゥーフェイスがどのようにいて誕生したかが描かれており、物語の背景を見ることができます。

映画『ダークナイト』のみどころ

ジョーカーの迫力には圧倒されてしまいます。

彼の笑い声やメイクには鬼気迫るものがあり、狂気を感じることが可能です。

特に白衣姿でスクリーンに登場する際は衝撃で、今までのコミカルなキャラクターとは一味違います。

シリアスな雰囲気があり、重厚で複雑な人間関係が描かれている作品です。

アクションは迫力があり、真の正義とは何かを問いかけています。

今回ヒーローがかなり手こずる話になっており、後手後手に回るという展開が多いです。

特に音楽が素晴らしく、ハンス・ジマーはこの作品の後も数々の名作を手がけるようになります。

映画『ダークナイト』の感想

他のヒーロー作品とは少し違っていて、シリアスでダークなヒーローをスクリーンで見ることができます。

誰にも自身の正体を言えずに孤独な闘いを続ける主人公の姿を見ることができ、正義のために何かしら犠牲にしなければならないシーンが描かれている良作です。

映画『ダークナイト』の登場人物・キャスト

映画『ダークナイト』のキャストをご紹介します。

  • ブルース・ウェイン/バットマン:クリスチャン・ベール
  • ジョーカー:ヒース・レジャー
  • ハービー・デント:アーロン・エッカート
  • レイチェル・ドーズ:マギー・ギレンホール
  • アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン
  • ジェームズ・”ジム”・ゴードン:ゲイリー・オールドマン

映画『ダークナイト』のスタッフ

映画『ダークナイト』の作成スタッフをご紹介します。

  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • 脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
  • 音楽:ハンス・ジマー、ジェームズ・ニュートン・ハワード