映画『イベント・ホライゾン』のあらすじとレビュー|7年前に行方不明の宇宙船探索と回収を目指し数々の問題が起こる作品

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7年前に行方が分からなくなった宇宙探索船イベント・ホライゾン号から、微弱な信号が検出されます。

エリート乗務員と共に消えたイベント・ホライゾン号を救出するためのミッションが開始され、話が続きます。

1997年11月15日に公開された映画『イベント・ホライゾン』は、過激なシーンが多いなどという理由で評価が低かったため、当初より30分削り短くして公開されました。

この作品のみどころや感想など、感じたことをご紹介します。

映画『イベント・ホライゾン』の予告編

<イベント・ホライゾン・予告編>

「イベント・ホライゾン号」という、7年前に行方が分からなくなった宇宙探索船がありました。

そんな、長い間、消息を絶っていた船から微弱な信号が検出されます。

そこで、勇敢な船長のミラーが率いる救助隊が出番となります。

エリート乗務員と共に、消えたイベント・ホライゾン号を救出するためのミッションを開始します。

イベントホライゾン号の発見と回収を目指しますが、数々の問題が起こります。

映画『イベント・ホライゾン』の解説

1997年8月15日にアメリカで公開された映画です。

日本での公開は、1997年11月15日です。

上映時間は、95分となっています。

タイトルにある「イベント・ホライゾン」とは、作品の中に登場する宇宙船の名前であると同時に、物理学の概念の一つである「事象の地平面」の英語呼称でもあります。

当初は、130分にまとめて映像化をされましたが、過激なシーンが多いなどという評価が低かったため、30分削って公開に合わせられました。

同じ年に公開される予定だった「タイタニック」の製作が遅れたことが影響し、撮影スケジュールが大幅に切り上げられて作られた作品です。

映画『イベント・ホライゾン』のあらすじ

西暦2047年の出来事です。

とある救助艇が海王星へと向かいます。

その目的は、7年前に消息を絶った宇宙船「イベント・ホライゾン号」の探索と、乗務員の救助でした。

突如行方不明となった宇宙探索船が海王星の近くで姿を現し、救助艇の船長らはイベント・ホライゾン号を見つけますが、乗務員たちは残念な姿で見つかります。

アクシデントが起こり、酸素の枯渇が迫り、乗務員は幻覚を見始めたりします。

調査が進む中、イベントホライゾン号のコアが意思を持っていることがわかってきます。

イベントホライゾン号の破壊を考えますが、コアにとり憑かれた博士は、自らの目をくりぬいてしまいます。

映画『イベント・ホライゾン』のみどころ

SF映画であり、ホラー映画であり、宇宙空間という閉鎖された空間の中で、乗組員が幻覚を見始めたりして、精神的に不安定な状態になっていくというスリルを体験することができるのが見どころになります。

何が敵なのかわからないという状況と、パニックになっている状況の緊迫感というのが伝わってきます。

SF作品として楽しめる部分と、ホラー映画として楽しめる部分とがあり、スリルを味わいたい人にぴったりの映画です。

最後の終わり方も、その後自分で展開を考えられる内容になっていたり、映画を見終わった後にも余韻に浸れるところがポイントです。

映画『イベント・ホライゾン』の感想

宇宙でのお話ですが、宇宙外生命体が出てくるなどではなく、宇宙船自体に謎があるという、とても興味深い内容の作品です。

難しい内容ですが、大人が見て、いろいろと考えることができるためゆっくり時間をかけてみたい作品になります。

映画『イベント・ホライゾン』の登場人物・キャスト

イベント・ホライゾンの登場人物・キャストをご紹介します。

ウィリアム・ウェアー博士:サム・ニール
ミラー船長:ローレンス・フィッシュバーン
スターク:ジョエリー・リチャードソン
ピーターズ:キャスリーン・クインラン
ジャスティン:ジャック・ノーズワージー
クーパー:リチャード・T・ジョーンズ

映画『イベント・ホライゾン』のスタッフ

イベント・ホライゾンのスタッフをご紹介します。

監督:ポール・W・S・アンダーソン
脚本:フィリップ・アイズナー
製作:ローレンス・ゴードン
ロイド・レヴィン
ジェレミー・ボルト