1999年12月25日に公開された映画『ギャラクシー・クエスト』。
この記事では、映画『ギャラクシー・クエスト』のあらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ギャラクシー・クエスト』の予告編
サイエンスフィクション系ドラマのコアなファンが集まった大会において、ドラマの出演者が集まることになります。
日本でも有名なSFドラマのパロディになっていて、どこかで見たことがあるシーンが満載です。
本当の宇宙の戦いに巻き込まれていく姿をユーモアたっぷりに描いており、おなじみのセリフなどを聞くことができます。
映画『ギャラクシー・クエスト』のあらすじ
SFドラマのファンの集いが開催されており、出演者が集まっています。
彼らの仲は良くなく、ぎすぎすしていたり口論を引き起こしていました。
なぜかその場には本物の宇宙人が参加していて、ジェイソンは宇宙船に連れていかれてしまいます。
彼は仲間の俳優たちに宇宙船について話しますが、誰も信じることはありませんでした。
宇宙人たちからの要請があり、俳優たちは仕事だと思って宇宙船に乗り込みます。
宇宙人はSFドラマの話を本当のことだと信じており、自分たちを敵から助けてほしいと頼みました。
俳優たちは宇宙人と戦うことになりますが、ドラマのように勝利することができるのか心配です。
映画『ギャラクシー・クエスト』の解説
地球の俳優たちが宇宙の戦いに巻き込まれていくという設定で、いろいろな場所にSFドラマのオマージュやパロディが含まれています。
おなじみのセリフを聞くことができたり、椅子の座り方なども元ネタが意識されているので興味深いです。
ドラマのファンの集いがうまく再現されていて、いわゆるオタクたちの熱い気持ちを体験することができます。
ファンイベントでは実際に有名な宇宙船の設計図などが販売されており、映画の中でも小道具としていかされているのがユニークです。
ファンのリアルな活動を見ることができたり、SFの世界観を違った視点から楽しむことができます。
映画『ギャラクシー・クエスト』のみどころ
宇宙人たちがドラマの役者を本物だと思っているところがおかしいです。
全体的にパロディテイストになっていて、はちゃめちゃな内容になっています。
役者が演じていることと、リアルに宇宙人と戦うシーンのちぐはぐさがユニークで、SF好きな人にはおすすめの作品です。
集まっている俳優陣がかなり豪華で、それぞれクセのある演技は見ごたえがあります。
セットもちゃんとしていて、かなり細やかな配慮を感じることができるでしょう。
見終わった後は笑ってすっきりすることができる作品で、家族みんなで楽しむことができます。
偽物だったはずのキャラクターがどんどん本物の姿を帯びていくプロセスはおもしろいです。
映画『ギャラクシー・クエスト』の感想
気軽な気分で見ることができ、年齢を問わずに楽しめる作品です。
夢や希望にあふれている内容になっていて、俳優たちがドラマについて愚痴をいっぱい言うシーンは笑えます。元ネタを知らなくても楽しむことができるでしょう。
映画『ギャラクシー・クエスト』の登場人物・キャスト
映画『ギャラクシー・クエスト』のキャストをご紹介します。
- タガート艦長(マイケル・ネズミス):ティム・アレン(鈴置洋孝)
- マディソン中尉(グウェン・デマルコ):シガニー・ウィーバー(小山茉美)
- ドクター・ラザラス(アレクサンダー・デイン):アラン・リックマン(石塚運昇)
- ガイ・フリーグマン:サム・ロックウェル(山路和弘)
- 技術主任チェン(フレッド・クワン):トニー・シャルーブ(巻島康一)
- ラレド(トミー・ウェバー):ダリル・ミッチェル(落合弘治)
- マセザー:エンリコ・コラントーニ(伊藤栄次)
映画『ギャラクシー・クエスト』のスタッフ
映画『ギャラクシー・クエスト』の作成スタッフをご紹介します。
- 監督:ディーン・パリソット
- 脚本:デビッド・ハワード、ロバート・ゴードン
- 製作:マーク・ジョンソン、チャールズ・ニューワース
- 音楽: デヴィッド・ニューマン