映画『ベスト・キッド 2010』のあらすじとレビュー|カンフーを習い修行を通じて絆を深めていく物語

洋画

2010年8月7日に公開された映画『ベスト・キッド 2010』。
この記事では、映画『ベスト・キッド 2010』のあらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ベスト・キッド 2010』の予告編

主人公のドレ・パーカーが、母の仕事の都合により二人で中国に移住し、バイオリニストを目指す少女メイと仲良くなります。

それをひがんだ不良達がドレをいじめだし、カンフーを使うチョンたちは手を出してくるのです。

ある日暴行されそうなところをアパートの管理人ハンに助けられ、カンフーの達人でもあるハンにカンフーを習い出し絆を深めていきます。

映画『ベスト・キッド 2010』のあらすじ

ドレ・パーカーは、デトロイトで母と二人暮らしをしている12歳の少年。

母の仕事の都合で突然北京に移住することになります。言葉や文化の壁を感じながらも、バイオリニストを目指す少女メイと出会いしだいに打ち解けていく二人。

しかし、それをきっかけに不良たちに目をつけられ、いじめを受けるようになってしまいます。

マンションの管理人ハンに助けられたことから、カンフーを修行することになるドレ。

武術大会でカンフーを習っている不良たちとの対決が決まり、厳しい修行を続けます。修行を通じて絆を深めていく師匠ハンとドレ。惹かれ合っていくドレと少女メイ。

武術大会がいよいよ開催されます。

映画『ベスト・キッド 2010』の解説

ドレ・パーカーを演じているのは、ハリウッドのマネーメイキングスターウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス。

映画デビューとなった2006年の「幸せのちから」では演技を絶賛され、「地球が静止する日」では若手俳優賞を受賞しています。

オリジナルでノリユキ・パット・モリタの演じた役を誰にというときに、あの存在感を超えるのはジャッキーしかいないと空手からカンフーへ変更。

修行のシーンでは、ジャッキーのアイデアが次々採用され、監督いわく「彼はアイデアの宝庫だ」。

主題歌を歌うのはカナダ人アーティストのジャスティン・ビーバー。

映画『ベスト・キッド 2010』のみどころ

師匠ハンと弟子のドレが、厳しい修行を通じて親子のように絆を深めていく様子がとても感動的です。

徹底的に厳しく指導しながらも愛情深い一面をみせグッときます。

最初は強くなりたいだけで反抗的だったドレも、しだいにハンを信頼し真剣に修行に打ち込むようになるのです。

ウィル・スミスの息子であるジェイデン少年の演技は素晴らしく、コミカルなイメージがあるジャッキー・チェンのシリアス演技も見応え十分。

ワックスがけやハエはたきなどオリジナルを知っているとニヤリとするシーンなど、センスあるユーモアも挟み込まれています。

映画『ベスト・キッド 2010』の感想

コミカルな修行復讐ものヒット作のイメージが強いジャッキー・チェンが、師匠役でシリアス演技は感慨深い人も多いでしょう。

さすがにジャッキーのカンフー指導は説得力が違うし、空手を習っていたというジェイデンも動きがいいです。

映画『ベスト・キッド 2010』の登場人物・キャスト

映画『ベスト・キッド 2010』のキャストをご紹介します。

  • ドレ・パーカー(シャオドレ):ジェイデン・スミス(矢島晶子)
  • ミスター・ハン:ジャッキー・チェン(石丸博也)
  • シェリー・パーカー(シェリー):タラジ・P・ヘンソン(斉藤貴美子)
  • ハリー:ルーク・カーベリー(高山みなみ)
  • メイ・リン:ハン・ウェンウェン(うえだ星子)
  • チョン:ワン・ツェンウェイ(川島悠美)
  • マスター・リー:ユー・ロングァン

映画『ベスト・キッド 2010』のスタッフ

映画『ベスト・キッド 2010』の作成スタッフをご紹介します。

  • 監督:ハラルド・ズワルト
  • 脚本:クリストファー・マーフィー
  • 製作:ジェリー・ワイントローブ/ウィル・スミス/ジェイダ・ピンケット=スミス/ジェームズ・ラシター/ケン・ストヴィッツ
  • 撮影:ロジャー・プラット
  • 音楽:ジェームズ・ホーナー