本の中の物語で、滅びゆくファンタジーランドを子供たちの想像力で救おうとする不思議な旅が描かれている作品です。
1985年3月16日に公開された映画『ネバーエンディング・ストーリー』は、原作の前半部を描いており、監督はこの話を読んだご自身の子どもに薦められ、映像化しました。
この作品のみどころや感想など、感じたことをご紹介します。
映画『ネバーエンディング・ストーリー』の予告編
<ネバーエンディング・ストーリー・予告編>
不思議な本屋に入った少年がある本と出会い、話に夢中になっていきます。
いつしか自身がこの物語の一部になっていることに気づくストーリーです。
果てしないストーリー感があり、子供はもちろん大人も楽しめる話になっています。
アナログな感じがする映画で、CG技術も今と比べると低いですがファンタジー感満載の作品です。
映画『ネバーエンディング・ストーリー』の解説
この作品は原作の前半部を描いていて、プロデューサーはこの話を読んだ自身の子供から映像化を薦められました。
撮影はミュンヘン周辺で行われていて、当時西ドイツ版には主題歌がありませんでした。
滅びゆくファンタジーランドを子供たちの想像力で救おうとする不思議な旅が描かれていて、たくさんの子供から支持されている作品です。
いろいろな魅力的なキャラクターが登場していて、今の技術と比べると古い感じがしますが、ファンタジーを感じることができます。
記憶に残る作品になるので、家族みんなでわくわくしながら楽しめる作品です。
映画『ネバーエンディング・ストーリー』のあらすじ
本ばかり読んでいる少年は、いじめっ子に追いかけられてある本屋に逃げ込みます。
少年は不思議な本と出会うようになり、本の世界に引き込まれていきました。
ストーリーは不思議な世界を描いていて、いろいろな生き物が生活しています。
その世界では正体の分からない無が脅威をふるっていて、住人は女王に助けを求めました。
この世界を助けることができるのは勇者だけだということが分かり、勇者は冒険の旅に出ます。
少年は勇者に感情移入することになり、まるで本当に自分が旅をしているかのような感覚に陥りました。
世界に平和は訪れるのか、少年と物語の世界が不思議に交差し始めます。
映画『ネバーエンディング・ストーリー』のみどころ
CG技術はまだそれほど高くない時代の作品ですが、見ているときちんとファンタジーを体験することができます。
親子で見るのにおすすめで、夢のある素敵な作品です。
テーマ曲もストーリーにマッチしていて、壮大な世界を実感することができます。
いろいろと独特なキャラクターが登場していて、強烈なインパクトを放っている作品です。
勇者はさまざまな困難に立ち向かったり、勇敢に行動するので見ていると感動を覚えたりわくわくしていきます。
大人になるに従って希望や夢をかなえる気持ちが薄らいでいきますが、また何かに挑戦しようと思わせてくれる映画です。
映画『ネバーエンディング・ストーリー』の感想
おとぎ話を描いていますが、さまざまな試練やハプニングなどは現実世界を比喩しているかのようです。
無の正体については考えさせられるものがあり、大人になってからでも楽しむことができます。
夢や希望を与えてくれる終わることのない作品です。
映画『ネバーエンディング・ストーリー』の登場人物・キャスト
ネバーエンディング・ストーリーの登場人物・キャストをご紹介します。
バスチアン:バレット・オリバー
アトレーユ:ノア・ハザウェイ
幼心の君(女王):タミー・ストロナッハ
ファルコン:アラン・オッペンハイマー
グモルク:アラン・オッペンハイマー
ロックバイター:アラン・オッペンハイマー
カール・コンラート・コリアンダー:トーマス・ヒル
ティーニー・ウィーニー:ディープ・ロイ
ナイト・ホブ:ティロ・プラックナー
カイロン:モーゼス・ガン
エンギーウック:シドニー・ブロムリー
ウルグル:パトリシア・ヘイズ
バスチアンの父親:ジェラルド・マクレイニー
モーラ:ロバート・ジャダ
お告げ所の声:エレン・レイ・ヘネシー
映画『ネバーエンディング・ストーリー』のスタッフ
ネバーエンディング・ストーリーのスタッフをご紹介します。
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
脚本:ウォルフガング・ペーターゼン
原作:ミヒャエル・エンデ
製作:ベルント・アイヒンガー
製作総指揮:マーク・デーモン
:ジョン・ハイド