映画『トイストーリー3』のあらすじとレビュー|普段子供たちが遊ぶおもちゃは人間たちが見ていない間は自由に動ける心を持った人形の物語

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カウボーイ人形のウッディたちは、普段は子供たちが遊ぶおもちゃとして、そして人間たちが見ていない間は、自由自在に動ける心を持った人形です。

でも子供はいずれ大人になり、おもちゃから去っていく、その時が訪れたウッディたちを待ち構える運命はどうなるのか、そんな物語です。

2010年7月10日に公開された映画『トイストーリー3』は、ディズニーのフルCGによる長編アニメーション映画作品で、大ヒットを記録したシリーズの第3作目になります。

この作品のみどころや感想など、感じたことをご紹介します。

映画『トイストーリー3』の予告編

<トイストーリー3・予告編>

カウボーイ人形のウッディたちは、普段は子供たちが遊ぶおもちゃとして、そして人間たちが見ていない間は自由自在に動ける心を持った人形です。

ウッディたちおもちゃを大事にしているアンディは17歳になり、大学進学を控えていました。

家を離れるアンディは荷造りをし、数あるおもちゃたちの中から、ウッディだけを大学生活に連れて行くことにしました。

「子供はいずれ大人になり、おもちゃから去っていく」その時が訪れたウッディたちを待ち構える運命とは?

映画『トイストーリー3』の解説

2010年に公開された、ディズニーのフルCGによる長編アニメーション映画作品であり、大ヒットを記録したシリーズ第3作目です。

1作目と2作目では子供だったアンディが、今作では大学進学を控える大人に成長しており、「子供はいずれ大人になり、おもちゃから去っていく」その時を描いたストーリーになっています。

2014年に公開された「アナと雪の女王(ディズニー)」に抜かれるまで、世界歴代興行収入のアニメーション部門では1位をキープしていました。

日本でも大ヒットを記録し、今作も吹替声優に唐沢寿明さんと所ジョージさんが起用され、おなじみの掛け合いを見ることができます。

映画『トイストーリー3』のあらすじ

子供だったアンディも17歳に成長し、大学進学を控えていました。

そして、家を出ることになったアンディは荷造りをし、大学に連れて行くおもちゃは、カウボーイ人形のウッディだけを選びます。

残されたバズたちおもちゃは、段ボール箱に詰められ、屋根裏部屋に収納されるはずでしたが、母親の手違いでゴミ置き場へと運ばれてしまいます。

隙を見て助けに向かうウッディですが、これにショックを受けたバズたちは、家に戻らず、託児所へ寄付される段ボールへと乗り込みます。

託児所へ行ったウッディたちはどうなってしまうのか?

そして、アンディとの生活に戻ることはできるのか?

映画『トイストーリー3』のみどころ

ついに、「子供はいずれ大人になり、おもちゃから去っていく」その時を描いたストーリーです。

前作まではウッディやバズの出会いや、おもちゃたちの冒険ストーリーでワクワクするものでしたが、今作はちがいます。

その時を迎えたウッディたちおもちゃの決断や、大人になったアンディの決断など、見どころ満載の映画作品です。

もちろん、これまで描かれたようなドキドキはらはらする冒険ストーリーもあります。

前作までになかった「寂しさ」はありますが、トイストーリーシリーズならではのワクワク感は健在です。

それぞれの決断が現れる、ラストシーンは必見です。

映画『トイストーリー3』の感想

1作目と2作目でも、少しだけアンディと離れるその時を懸念しているシーンがありました。

今作では、ついにその時が本格的に描かれており、これまでとちがった「寂しさ」を感じるストーリーになっています。

しかし、トイストーリーならではの冒険や、おもちゃたちの決断など、成長が見れる映画作品です。

映画『トイストーリー3』の登場人物・キャスト

トイストーリー3の登場人物・キャストをご紹介します。

ウッディ:トム・ハンクス
バズ・ライトイヤー:ティム・アレン
ジェシー:ジョーン・キューザック
ロッツォ・ハグベア:ネッド・ビーティ
アンディ・デイビス:ジョン・モリス(17歳)、チャーリー・ブライト(8歳)
ボニー:エミリー・ハーン

映画『トイストーリー3』のスタッフ

トイストーリー3のスタッフをご紹介します。

監督:リー・アンクリッチ
脚本:マイケル・アーント
音楽:ランディ・ニューマン
原案:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ