仕事で引っ越すことになったケイトは、家のポストに次の住人に向けて手紙を入れておきました。
しかしその手紙は次の住人ではなく、ケイトよりも前に住んでいた住人のアレックスに届くことになります。
これを切っ掛けに、二人の手紙のやり取りが始まり、話が続きます。
2006年9月23日に公開された映画『イルマーレ』は、2000年に韓国で公開された映画をリメイクした恋愛映画の作品です。
この作品のみどころや感想など、感じたことをご紹介します。
映画『イルマーレ』の予告編
<イルマーレ・予告編>
とある女性が、住み慣れた家から引っ越すことになります。
湖岸に建つ一軒家に住んでいたのですが、郵便受けに次に住む人へのメッセージを残します。
その後、女性は返事を受け取るのですが、それは次に住む人からではなく2年前の時代を生きている前の住人の人からの手紙でした。
2人は、手紙を通じて惹かれ合っていくことになります。
映画『イルマーレ』の解説
この作品は、2006年6月16日にアメリカで公開された映画です。
日本での公開は、2006年9月23日で、上映時間は98分です。
2000年に韓国で公開された映画をリメイクした恋愛映画となっています。
韓国映画のイルマーレと基本的な部分は同じですが、舞台となるのが海辺の家から湖畔の家へと変わっています。
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが「スピード」での共演とは対照的な作品で再びコンビを組んでいます。
2人は、12年ぶりとなる共演になります。
「イルマーレ」という言葉は、イタリア語で「海」という意味となっています。
映画『イルマーレ』のあらすじ
主人公の女性、ケイトはお気に入りの湖畔の家を、仕事の都合で引っ越すことになります。
そして、彼女は家のポストに次の住人に向けて手紙を入れておきます。
その手紙は、次の住人ではなく、なんとケイトの前に住んでいた住人のアレックスに届くことになります。
ポストを通じて、二年の経たたりがある男女が手紙のやり取りをすることになります。
手紙のやり取りでお互いに惹かれ合う二人ですが、その二年というのが会えそうで会えない時間の差になります。
ですが、会う約束をした二人は、とある出来事で会うことができず、その未来を変えるため、ケイトはアレックスに手紙を書くことになります。
映画『イルマーレ』のみどころ
ポストを通じて二人が時間を超えてやり取りをする姿がとても純愛だと感じます。
二年の差であれば、出会えるのではと思いますが、それがなかなか難しく、出会えてもアレックスはケイトのことを知っていても、ケイトがアレックスを知らないため、事情を話すのは大変です。
2人が会う約束をしたのに、なぜかアレックスが現れず、その理由が分かったケイトが、アレックスに手紙を出し、最終的には2人が出会えることになる場面は、感動的で見どころになります。
時間の差があることから、状況を理解するのに少し大変さを感じますが、その謎が解けた時がとてもすっきりする部分になります。
映画『イルマーレ』の感想
2人が、顔も知らないのにポストの手紙を通じて惹かれ合うというのが、不思議なことですがとても素敵な恋だと感じました。
最終的には、なぜ会えなかったのかという謎も解け、二人の行方にとても満足できる結果になっています。
映画『イルマーレ』の登場人物・キャスト
イルマーレの登場人物・キャストをご紹介します。
アレックス・ワイラー:キアヌ・リーブス
ケイト・フォースター:サンドラ・ブロック
サイモン・ワイラー:クリストファー・プラマー
ヘンリー・ワイラー:エボン・モス=バクラック
映画『イルマーレ』のスタッフ
イルマーレのスタッフをご紹介します。
監督:アレハンドロ・アグレスティ(英語版)
脚本:デヴィッド・オーバーン
原作:イ・ヒョンスン
:ヨ・ジナ『イルマーレ』