主人公が、子どもから大人へと成長するプロセスにおいて、色んな苦しい道のりがあったことを描いている作品です。
2005年6月18日に公開された映画『バットマンビキンズ』は、これまでのようなヒーローの描き方とは少し違ったダークな雰囲気を出しています。
この作品のみどころや感じた事、感想などをご紹介します。
映画『バットマンビキンズ』の予告編
＜バットマンビキンズ・予告編＞
両親が亡くなり、少年は成長してからも復讐の時を狙っています。
有名なアメリカンコミックが原作になっている有名なヒーローの活躍が描かれている作品です。
他のシリーズのようなコミカルな雰囲気は少なく、不気味だったりダークな設定になっています。
エキサイティングな展開が多く、新しいヒーロー像として描かれました。
映画『バットマンビキンズ』の解説
従来のようなヒーローの描き方と少し違っていて、ダークな雰囲気が全体的になります。
もともとコミックを起源にしていてヒーローが誕生するプロセスを描きながら、主人公が子供から大人へと成長するプロセスにおいていろいろな苦しい道のりがあったことを描いている作品です。
主役のベールは監督にマシンを購入したいと提案しましたが、続編で使用することを考慮して断られたそうです。
当時ベールはやせていましたが、撮影のために体重を増やすことになり、反対に食べ過ぎてしまってスーツが入りませんでした。
音楽が素晴らしく、ハンス・ジマーはこの後次々とヒット作に携わるようになります。
映画『バットマンビキンズ』のあらすじ
両親が亡くなりブルースは、その犯人への復讐を考えていました。
彼は犯罪者の心理を理解しようと思って、世界中を旅しながら犯罪者とともに行動するようになります。
彼は謎の組織から勧誘されるようになり、いろいろな戦闘技術を学ぶようになりました。
彼は街に戻り、街の悪人たちとの戦いを始めます。
大富豪の主人公がダークヒーローとなって活躍する姿が描かれていて、リアルな描写で話題になりました。
等身大のヒーローの葛藤や心境の変化なども見ることができ、さまざまなマシンの活躍にも興奮するでしょう。
迫力のある映像が多く、壮大な世界観を楽しむことができます。
映画『バットマンビキンズ』のみどころ
従来のヒーロー作品とは異なるダークなヒーローを見ることができます。
どのようにして誕生したのかを知ることができ、主人公の心の葛藤や悲しみなどが濃厚に描かれている作品です。
映像自体も暗くなっていて重い雰囲気がありますが、魅力的なストーリー展開になっているので飽きずに鑑賞することができます。
続編にも登場するキャラクターが現れるので、次回作が楽しみになるでしょう。
それぞれのキャラクターの生い立ちや特徴などが丁寧に描かれていて、日本人俳優も出ているので親近感を感じることができます。
悲しみや怒りに満ちた主人公が這い上がってきた姿には胸をうたれます。
映画『バットマンビキンズ』の感想
主人公の悲しい生い立ちには胸が痛くなり、どうやって這い上がって来たのか成長のプロセスを見ることができます。
アクションシーンが多いですが、主人公の心の葛藤が丁寧に描かれた人間ドラマにもなっている作品です。
映画『バットマンビキンズ』の登場人物・キャスト
バットマンビキンズの登場人物・キャストをご紹介します。
ブルース・ウェイン／バットマン：クリスチャン・ベール
レイチェル・ドーズ：ケイティ・ホームズ
アルフレッド・ペニーワース：マイケル・ケイン
映画『バットマンビキンズ』のスタッフ
バットマンビキンズのスタッフをご紹介します。
監督：クリストファー・ノーラン
脚本：クリストファー・ノーラン、デヴィッド・S・ゴイヤー
原作：ボブ・ケイン、ビル・フィンガー「バットマン」
