映画『ぼくの伯父さん』のあらすじとレビュー|軽快なコメディ映画で男の子と親戚の伯父さんとの交流を描いた物語

洋画

1958年5月10日に公開された映画『ぼくの伯父さん』。
この記事では、映画『ぼくの伯父さん』のあらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ぼくの伯父さん』の予告編

フランスの代表的な監督による作品で、軽快なコメディ映画になっています。

男の子と親戚の伯父さんとの交流を描いたストーリーで、センスの良い作品です。

伯父さんのキャラクターはかわいく、愛嬌があって誰もがファンになるでしょう。

住宅建築やインテリアなどもこだわっているので、当時のモダンな家具などレトロ好きにおすすめの映像が流れます。

映画『ぼくの伯父さん』のあらすじ

ジェラールは超最先端の住宅に住んでいて、モダンな家具や設備などに囲まれて暮らしています。

彼はそのようなハイレベルな生活よりも、古いアパートに住んでいる伯父さんの生活の方が好きでした。

伯父さんは独身で無職で気ままな暮らしを送っています。

ジェラールの両親は伯父さんの将来を心配しており、女性を紹介したり就職を斡旋するのですが、なぜかいつもハプニングが起こってしまいます。

ユーモアやいろいろなアイデアが満載している作品になっていて、カメラワークや効果音など細やかな配慮を行なう監督の美的センスを感じることができるでしょう。

映画『ぼくの伯父さん』の解説

コメディ映画としての完成度が高く、一見するとドタバタ劇のようになっていますが、実はフランスのエスプリがきいている非常におしゃれな作品です。

タチは監督と俳優を兼ねており、強烈なキャラクターですがどこか愛嬌がありキュートな存在になっています。

口数が少ない分パントマイムで気持ちを表現していて、周囲の人を巻き込んではいろいろな騒動を起こしている厄介ものです。

とんでもないトラブルを引き起こすわりに皆から愛される存在になっていて、単純で分かりやすい人生を送っている伯父さんの生き方を羨ましく思う人もいるでしょう。

映画『ぼくの伯父さん』のみどころ

レトロな伯父さんがモダンなソファを壊すシーンは皮肉で、フランスの名作コメディを楽しむことができます。

映像の色合いが美しく、住宅の窓が丸いなど全体的におしゃれな雰囲気が漂っている作品です。

伯父さんのコミカルな動きには思わず笑ってしまったり、素朴な下町の情緒を感じることができるでしょう。

タチは身体の動きや表情だけで人間味あふれる伯父さんを演じており、優しさや心遣いを感じることが可能です。

お金がなくても人生を楽しむことができるということを身をもって伝えていて、地元の人との温かい交流を感じることができます。

映画『ぼくの伯父さん』の感想

レトロな生活と最先端のトレンドとの対比が描かれていて、下町の風情のある生活を感じることができます。

セリフの少ない映画で、淡々とストーリーが進んでいきますが、トラブルの元にはいつも伯父さんがいるというユーモアたっぷりの作品です。

映画『ぼくの伯父さん』の登場人物・キャスト

映画『ぼくの伯父さん』のキャストをご紹介します。

  • ユロ伯父さん:ジャック・タチ
  • ジェラール・アルペル:アラン・ベクール

映画『ぼくの伯父さん』のスタッフ

映画『ぼくの伯父さん』の作成スタッフをご紹介します。

  • 監督・脚本・製作:ジャック・タチ
  • 音楽:アラン・ロマン、フランク・バルチェッリーニ