映画『リトル・ミス・サンシャイン』のあらすじとレビュー|旅を通してバラバラだった家族がまた一つになるという作品

洋画

バラバラだった家族が、美少女コンテストに出場する7歳の娘と共に、大会の場所まで古いバンに乗って目的地に向かう旅の途中で絆ができるようになり、それぞれ事情を抱えていて悩む姿には共感できる作品です。

2006年12月23日に公開された映画『リトル・ミス・サンシャイン』は、いろいろなスタジオに企画として持ち掛けられたが、なかなか決まらず、また脚本家が交代するなど、さまざまな過程を踏んで作られた作品になります。

この作品のみどころや感想など、感じたことをご紹介します。

映画『リトル・ミス・サンシャイン』の予告編

<リトル・ミス・サンシャイン・予告編>

旅を通してバラバラだった家族がまた一つになるというストーリーです。

個性的なキャラクターが登場していて、車に乗って旅をするのですが、いろいろなことが起こります。

特に派手なシーンはありませんが、テンポの良い内容になっていて、見ているとなんだかハッピーな気分になることができるでしょう。

見ているといつの間にか引き込まれてしまいます。

映画『リトル・ミス・サンシャイン』の解説

アメリカのコメディドラマで、アリゾナやカリフォルニアなどで撮影されました。

ある俳優は役作りのために数日沈黙する生活を送っていたり、無名だった俳優がこの作品をきっかけに知名度を上げています。

最初はメリーランドからフロリダまでを旅するという設定でしたが、予算の関係でニューメキシコからカルフォルニアになりました。

映画の企画はいろいろなスタジオに持ち掛けられましたがなかなか決まらなかったり、脚本家がチェンジするなどいろいろなプロセスを踏んでいます。

撮影にはマイクロバスが使われていて、撮影の都合上5台のバスが用意されました。

映画『リトル・ミス・サンシャイン』のあらすじ

仲の良くない家族はいろいろと問題を抱えていました。

娘が美少女コンテストに出るようになり、大会の場所までアクセスする資金がないので、古いバンを乗って目的地に行くようになります。

家族で旅をすることになるのですが、途中にはいろいろな出来事が待っていました。

果たしてコンテストに間に合うことができるのか、優勝することができるのか最後まで飽きずに見ることができるでしょう。

7歳の娘がかわいく、いつの間にかファンになっています。

個性のきついキャラクターが多く登場しますが、それぞれ事情を抱えていて悩む姿には共感する部分があります。

映画『リトル・ミス・サンシャイン』のみどころ

さまざまな問題を抱えているキャラクターが登場しますが、コンテストのために一致団結する姿にはすがすがしさがあります。

テンポが良いので気付けばクライマックスになっていて、不思議な雰囲気のある映画です。

思わず笑ってしまうシーンがあったり、少し泣いてしまうこともあるでしょう。

心が温かくなる映画になっていて、優勝することがすべてではないことに気づかせてくれます。

家族の愛情が少し変わったタッチで描かれていて、クセの強いキャラクターには愛着がわきます。

いろいろなハプニングを通して、絆を深めていく姿がユニークで、娘の無邪気なところがこの映画の光です。

映画『リトル・ミス・サンシャイン』の感想

バラバラだった家族が7歳の娘の存在によってまた絆ができるようになり、人生に光を照らしてくれる作品です。

旅を通してお互いを理解することができ、お互いを思う気持ちがコンテストによってはじけるようになります。

映画『リトル・ミス・サンシャイン』の登場人物・キャスト

リトル・ミス・サンシャインの登場人物・キャストをご紹介します。

リチャード・フーヴァー:グレッグ・キニア
フランク・ギンスバーグ:スティーヴ・カレル
シェリル・フーヴァー:トニ・コレット
ドウェーン・フーヴァー:ポール・ダノ
オリーヴ・フーヴァー:アビゲイル・ブレスリン
エドウィン・フーヴァー:アラン・アーキン
スタン・グロスマン:ブライアン・クランストン
マクレリー:ディーン・ノリス
カービー:ウォレス・ランガム
コンテストの審査員のジェンキンス:ベス・グラント
コンテストのアシスタントのパム:メアリー・リン・ライスカブ

映画『リトル・ミス・サンシャイン』のスタッフ

リトル・ミス・サンシャインのスタッフをご紹介します。

監督:ジョナサン・デイトン
:ヴァレリー・ファリス
脚本:マイケル・アーント
製作:マーク・タートルトーブ
:デヴィッド・フレンドリー
:ピーター・サラフ
製作総指揮:ジェブ・ブロディ
:マイケル・ビューグ