2016年8月12日に公開された映画『ソーセージパーティー』。
この記事では、映画『ソーセージパーティー』のあらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ソーセージパーティー』の予告編
人に買われることを夢見てスーパーマーケットに行儀よく陳列されていた食品たち。
そんなある日、あるハプニングをきっかけに、憧れの買われた先で待っているのは、人にただ食べられるだけの残酷な運命であることを知ってしまいます。
これまで抱いていた夢が偽りであることを知ってしまった彼らは、人に対する反撃を開始します。
映画『ソーセージパーティー』のあらすじ
郊外タイプの大型スーパーに陳列された食材たちの願いはただひとつ。
人に買われ、素晴らしいことが待っている外の世界に出ることでした。
開店とともに喜びの歌を歌い、客の目に留めてもらおうとそれぞれががんばります。
そこに疑いをもつものは一人としていませんでした。
そんな数ある商品のひとつであるソーセージのフランクとホットドッグ用のパンのブレンダは、共に同じ人に買われ、いつか結ばれることを夢見ていました。
ただ、ある日起きたハプニングをきっかけに、その夢が幻想であったことをフランクらは知ってしまいます。
スーパーに買い物に来た客たちを撃退する一手に出ることにした彼らに待ち受ける運命とは。
映画『ソーセージパーティー』の解説
食材たちが迎える残酷な現実をどこまでもリアルに描いた本作「ソーセージパーティー」は2016年夏にアメリカで公開されると、瞬く間に世界興行収入1億ドルを突破。
大ヒットを記録しています。
なお、その題材やかわいらしい見た目と裏腹、過激で下品な映像が炸裂している本作は、アメリカ初のR指定を受けたCGアニメーション映画作品です。
日本でもR-15+指定を受けています。
そんなこれまでにない世界観のアニメーション作品として、日本でも大きな話題を集めました。
なお、R-指定されている作品でありながら、映画を作るにあたって、当初からウォルト・ディズニーに対して明確なライバル視していた、というエピソードも有名です。
映画『ソーセージパーティー』のみどころ
本作で原案を務めたセス・ローゲン、エヴァン・ゴールドバーグ、ジョナ・ヒルの3人は、アニメを作るからには「ディズニー/ピクサー映画っぽい、俺らのタイプの映画を作りたい!」その志のもと本作を製作しました。
その発言通り、本作にはディズニー作品を彷彿とさせるミュージカルシーンが登場します。
しかも、その音楽の数々を手掛けているのは、「美女と野獣」「アラジン」などディズニー名作の音楽を数多く手掛けた作曲家アラン・メンケンが担当しています。
そんなディズニー作品常連の大御所スタッフを起用しながらもR指定を受けているというこれまでにない作風を楽しめるところこそ、本作の最大の見どころであり聞きどころです。
映画『ソーセージパーティー』の感想
アメリカ初のR指定を受けたCGアニメーション映画「ソーセージパーティー」。
ほかにはない世界感で、大ヒットを記録しました。
基本的にはどこまでもくだらないにも関わらず、クオリティーは抜群。
やや下品ではあるものの、見たら元気をもらえるアニメーション映画です。
ちょっと日常に疲れた、そんな気分の時にぴったりです。
映画『ソーセージパーティー』の登場人物・キャスト
映画『ソーセージパーティー』
のキャストをご紹介します。フランク(ソーセージ):セス・ローゲン/小松史法
- ブレンダ(ホットドッグのパン:クリステン・ウィグ/園崎未恵
- カール(ソーセージ):ジョナ・ヒル/最上嗣生
- バリー(ソーセージ):マイケル・セラ/林勇
- 麻薬中毒者:ジェームズ・フランコ/佐藤せつじ
- ハニー・マスタード:ダニー・マクブライド/烏田裕志
映画『ソーセージパーティー』のスタッフ
映画『ソーセージパーティー』の作成スタッフをご紹介します。
- 監督:コンラッド・ヴァーノン/グレッグ・ティアナン
- 脚本:カイル・ハンター/アリエル・シェイファー/セス・ローゲン/エヴァン・ゴールドバーグ
- 製作:セス・ローゲン/コンラッド・ヴァーノン/エヴァン・ゴールドバーグ/ミーガン・エリソン
- 音楽:アラン・メンケン/クリストファー・レナーツ
- 編集:ケビン・パブロビッチ